ドラム防音
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ドラム防音室の特徴
ドラム・バンド用の防音室においては、フルバンドの音量が120dBに達することから高い防音性能が求められます。ドラムの音量は演奏者によって90~120dBとなり、住宅街などで迷惑をかけないためにはDr70~90の相当の防音性能が必要です。防音には空気音と固体音の両方を防ぐため、高性能な浮き構造を施すことが重要です。また、防音室内の音響も重視され、各種楽器を使用するバンドに対応する複合的な音場を作ることが求められます。防音工事は商業スタジオの施工経験が豊富な職人によって行われ、お客様の要望に合った高性能な防音室を提供されます。
遮音性能・音響の条件
- ①近所様に対して音漏れが少ないこと
- ②外部からの音漏れがなく演奏に集中ができる空間を作ること
- ③音の反響を考慮した設計を行い、程よい反響のある最適な吸音処理をすること
防音性能について
ドラム防音室では、周波数帯域が非常に広いと同時に低周波による振動対策が必要となります。尚、マンションでのドラム防音室は非常に困難を要するため当社ではご遠慮いただいております。
天井・壁・床共に浮構造にし、遮音壁もピアノ防音室や楽器防音室に比べて2層必要となり、床に関しては湿式工法によるコンクリート打設が必要となります。よって積載荷重も大きくなりますので1階部分での施工となります。
ドラムの音の大きさは子供では80dB~100dB以上、大人で100dB以上、プロの方で120dB以上と言われております。浮構造とはその名の通り【浮いている】という意味ですが、演奏する際に2つの種類に区別されます。
①空気伝搬音・・・空気を媒体として伝搬する音。
②個体伝搬音・・・建物の躯体に伝わった振動が、天井、壁、床が振動し音となる。
上記①②を考慮することによって、遮音性能を向上することができます。
施工前後の測定結果
防音施工の会社に注意が必要である理由として、特定の周波数のみ(500Hz・1kなど)の保証が不十分である点が挙げられます。防音施工はすべての周波数(125Hz・250Hz・500Hz・1k・2k・4k)に対してD-65、Dr-65等級の等曲線を上回ることが必要であり、特定の周波数に限定した保証では十分ではないと言えます。
施工前
比較図については準備中です。
施工後
比較図については準備中です。
他社との比較
専門会社ならではの知識と拘りにより、高性能な防音室を実現します。防音ファクトリーの工事は遮音性能だけでなく、天井高・音響特性・吸音性・寸法比率を考慮した設計を行っています。標準装備の2重T-4等級のスチール製防音ドアとダクト式換気設備は静寂性にも優れています。オシャレな内装材の選定は施主様の理想の空間に合わせて行われます。
防音ファクトリー
比較図については準備中です。
他社基本仕様
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施工方法
ドラム防音室の遮音性能は空気伝搬音と個体伝搬を考慮し、壁の遮音性能をD=65以上の設計で施工することによってご近所様には迷惑が掛からない性能となります。
D=65で【かすかに聞こえる】というレベルでありご近所様のご迷惑にならない遮音性能となります。
天井、壁、床共に浮遮音壁を設置し、建物の躯体に直接音が入射しにくい設計で施工を実施いたします。防音ドアは2枚設置、窓がある場合は完成に塞ぎます。尚24時間対応の場合は性能を高くするため場合によってはRC、ブロックを使用して遮音壁を設置し防音ドアは鋼製ドアを2枚設置いたします。