防音室が欲しい!何から始めれば良いのか分からない・・。 このような悩みを解決いたします♪(戸建編)
2023年01月04日 16:09:39
防音工事を計画するにあたり何をどうすれば良いのか分からないというお客様も
沢山いらっしゃるかと思います。
防音工事会社へのご相談までの手順をご説明します!
■ご自宅(戸建)で防音工事を実施される場合
①建物の躯体を確認
→ ご自宅は木造、鉄骨、RC造のうちどれなのかを
把握しておきましょう。
②防音工事を実施する部屋の確認
→ 洋室なのか和室なのか?
和室の場合は洋室に比べて解体工事が必要となりますのでコスト高に
なります。洋室の方がコスト減になる事が多いので事前に注意しておきましょう。
③階数の確認
→ 1階なのか2階なのか?それとも3階なのか??
防音性能は重量に比例する為床の耐荷重を考えなければなりません。
建物の躯体が木造の場合は、2階以上では防音工事は出来ないと思っていた方が
良いかもしれません。
※梁の補強や追加をする事によって工事が可能ですが、かなりのコスト高になる為
あまり現実的ではない。
④近隣の状況の確認
→ ご近所様までの距離が大体約何m離れているかを事前に確認しておきましょう。
⑤使用する楽器
→ 防音室で使用する楽器を確定させましょう。
様々特性があり、それに基づいて工事の仕様を確定させます。
楽器によって工事内容が変わるという事を事前に理解しておきましょう。
⑥演奏する時間帯
→ 防音室を使用する時間をある程度決めておきましょう。
夜22:00を超える場合は、より防音性能が高い工事が必要となります。
比較的夜21:00~22:00までの演奏の場合はコスト減になる事が多いです。
⑦図面のご準備
→ お部屋の寸法が分かる図面を用意しておきましょう。
大体平面図には天井の高さを記載させていないので、購入時に頂いている
図面(平面図、矩計図)を準備しておくと完璧です。
もしない場合は実寸を図るので問題はありませんが、取り急ぎの概算算出であれば
この図面でも可能です。
⑧窓の有無と防音処理の方法
→ 窓の有無、大きさ、塞いでも良いか否か?
これだけでも事前に把握しておくと計画がスムーズです。
特に窓を防音サッシにて対応する場合はコスト高になる事が多いので
事前に注意しておきましょう。
⑨室内に音が流入しても良いか否か?
→ 防音工事は基本的に近隣への騒音対応となります。
よって室内(防音室の隣の部屋やローカ等)は基本音が聞こえてきます。
もちろん希望によって対応は可能なので、室内に音が流入して良いのか否かも
事前に計画しておきましょう。
※当然ながら室内に聞こえても良いのであればコスト減になります。
上記を事前に準備しておくことによって、お見積もりのご提出までに時間短縮となると同時に
より細かいご提案が可能です。
たまにDr70ほしい!というお客様もいらっしゃいますが、数字が高ければ高いほど防音性能も
高くなりますが、比例してコストも高くなります。
本当にその防音性能が必要なのか?も考える事によって予算を下げる事が可能なんです!